奥日光 赤沢山(1539.8m) 2014年7月5日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 5:52 駐車余地−−6:39 巡視路入口−−6:45 斜面取付−−7:03 赤沢山−−7:14 巡視路−−7:16 林道−−7:52 駐車余地

場所群馬県利根郡片品村
年月日2014年7月5日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場林道脇の駐車余地に駐車
登山道の有無送電線巡視路〜山頂までが無し
籔の有無送電線巡視路〜山頂までが籔漕ぎだが籔は薄い
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメント地図に無いサク沢沿いの林道を利用。山頂西側を通る送電線直下まで林道が延びていて籔漕ぎを最小限にできる。林道にゲートは無くほとんどが舗装だが、道幅が狭く傾斜がきつく沢は道の上を流れる状態であり普通車ではダートに変わるところまでが無難。軽トラ、ジムニー、バイクなら終点まで入れると思う。送電線巡視路は刈り払われた直後でよく整備されている。巡視路から赤沢山までは道はないが樹林の中は笹は薄く思ったより歩きやすい。山頂にはGさん標識、すかいさん標識あり




林道の駐車余地 山頂まで2.3km弱
すぐにダート化。でもまた舗装になる サク沢を何度か横断
最初の横断地点に流木、土砂がたまる 沢横断2回目
道を塞ぐ倒木は処理されていた 沢横断3回目
沢横断4回目 最後はダート
巡視路入口 巡視路入口
整備された巡視路 No.160鉄塔
最近刈り払ったばかりの巡視路 斜面に取り付くが刺付き草籔深し
樹林に入ると籔が薄い 薄く低い笹の尾根が続く
赤沢山山頂 久しぶりに見たGさん標識
すかいさんの標識。前回は的岩山だったか 1420m肩で送電線に出る
南に延びる送電線と巡視路 林道に出た
駐車スペース到着


 赤沢山は四郎岳、唐沢山から西に派生する尾根上にある山。西側に送電線が通っているのでその巡視路を使うのが手っ取り早いだろう。送電線は南側の上小川集落からが一番アプローチが良さそうだ。山頂北側の車沢から山頂北西側に破線が書かれているがたぶん廃道と予想、念のためネットで調べると重鎮氏やすかいさんが利用しており半分廃道程度らしい。今回は雨の予報でボロゴアでは水が入ってしまうのできるだけ笹は避けたい。

 すかいさんの記事を読んでいると送電線巡視路まで地図に書かれていない林道が存在するとのことで最後は伊閑町に到達するとの記述で西に向かう沢沿いの林道らしい。林道歩きならボロゴアでも漏水の心配が無い。しかし地図に出ていないのではどこにあるのか分からない。そこDJFのアイディア「衛星写真登山」だ。グーグルの衛星写真で林道がどこにあるのか見てみた。もちろん、樹林が深いと林道の存在がわからないこともあるが断片的に分かる場合もある。今回は送電線付近の林道は写真から確認でき、かなり山頂に近い位置まで林道が伸びているのがわかった。しかし入口はどこか。林道の途中は樹林が深くて全くわからない。しかし麓の方で一番近そうな林道はサク沢に沿ったもので、これとどこかでつながっていると考えるのが妥当だろう。その入口にはすかいさんの写真に出ている赤い神社があるはずだ。

 日付が変わって沼田ICを降りて椎坂峠ではなく新設されたトンネルを抜けて北上、便利になったものだ。尾瀬方面へ左折、あとはカーナビの指示でサク沢沿いの林道入口へ。そこにはすかいさんのHPで見た神社があり、細いながらコンクリート舗装の道が上がっている。どうやらこれで間違いなさそうだ。大雨で路上を水が流れた跡があちこちに残っているが今はほとんど水はない。ただし雨は降っている。両側から木の枝が張り出したりと多くの車が入っている場所ではなさそうだが舗装なので割と安心して走行可能。ただし道幅は細いし退避場所はほとんど無い。やがてダートに変わると普通車で行けないことはないが路面が荒れている。この先もこの状態では私の車では心配でバックして舗装区間まで戻り、車1台分を突っ込める駐車余地に車を置いて出発。粒の細かい雨が降りしきり薄暗い天気だ。最初からゴアに長靴と先週と同じ出で立ちだ。

 しばらくは林道歩き。これより先はダートが続くと思ったら未舗装区間は200m程度でまたコンクリート舗装に変わる。サク沢は東へまっすぐ伸びるのかと思ったら本流は左に曲がっているようで、その流れに沿って林道も上がっていく。林道は時々流れを渡るがそこは橋が無く路面上を水が流れている。大雨後だと通行不能だろう。最初の沢横断地点で土砂と流木が堆積していて、車高が高い車でないと乗り越えられないだろう。その場所以外は車の通行に支障がありそうな場所は無かったが、道幅が狭く傾斜も急なので、軽トラやジムニーでないと通行は無理そうだ。

 何度か沢を横断、最後は右に急カーブして送電線下の伐採地下部を通過、最後は短いダートに変わって送電線巡視路入口に到着。毎度の標識が立っているので巡視路と簡単に分かる。まだ林道は先に伸びているがどのように続くのかは不明。

 巡視路は整備されて藪は皆無、僅かに登ると尾根上に飛び出し送電鉄塔が建つ。送電線に木が触れないよう防火帯のように幅広く借り払われ、その下は巡視路以外は草が生い茂っている。刈り払われたばかりらしい巡視路は南北に伸びていて、今いる付近が一番高い場所らしい。

 雨が降っているので地図を出すのが面倒でGPSの残距離を見てルートを判断する。山頂はここから東方向、巡視路は山頂の北西を巻いてしまうのでどこかで斜面に取り付く必要があるが、ここから取り付くのが標高的に一番お得そうだ。しかし刈り払いされている斜面は草が伸び放題で藪が深そう。でも仕方ないので濡れた藪に突入。イヤらしいことに刺が生えた藪が混じっている。木が伐採され日当たりがいいとこんな状況もある。草に埋もれて伐採された木が横たわっていてその隙間に落ちたりと、今回のルート上で一番苦労した場所だった。

 自然林と植林が混じった樹林に入ってしまえば草は消えて低く薄い笹に変わって格段に歩きやすくなる。この標高だとまだ笹は薄いようだ。先週の沼原周辺の山とは比較にならない歩きやすさ。尾根上には赤い境界標識のプレートや杭が点在、植林されているので標識があっても不思議ではないか。

 適度な傾斜の尾根を登っていき傾斜がなくなるとあっさりと赤沢山山頂に到着。ここも樹林で展望皆無。三角点にGさん標識、それにすかいさんの標識がお出迎え。Gさん標識を見るのは実に久しぶり。奥利根の変な山にはGさん標識は存在していなかったからなぁ。Gさん標識の裏に落書きを残して下山開始。

 往路の西尾根を下ったが、往路と違って最後まで尾根上を歩いた。尾根上は樹林があるので藪が浅く、鞍部まで楽に出ることができ、鞍部から巡視路まではそれほどの草藪ではなかった。往路もこっちを歩けばよかったと反省。

 僅かだけ巡視路を歩いてあとは長い林道を下った。

 

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